富山県の架空の町・麦端を舞台に、造り酒屋の跡取り息子で絵本作家を目指す主人公が、三人のヒロインたちの間で揺れ動きながらも成長していく青春ストーリーです。
テレビ放送は2008年でしたが、2018年には10周年記念のBlu-rayボックスやノベライズ版が電子書籍で発売されるなど、今なお多くの熱い支持を受け、ファンのみなさんの心に残り続けています。
舞台モデルとなった南砺市・城端地域では、地域の方々とファンが一緒になって作品を盛り上げる動きが10年以上継続されており、この地とアニメとの関わりの「原点」とも呼べる作品です。
公式サイト:http://www.truetears.jp/
実際の富山県南砺市を舞台とし、市内各エリアの美しい自然・風土・文化とともに、3つのオリジナルラブストーリーを描き出すオリジナル・ショートアニメーションです。
主な制作スタッフ・キャスト・アーティストには「true tears」を手掛けたメンバーが集結しました。1つのストーリーは約5分ずつの前・後編で構成され、当初は専用アプリにて視聴いただいていましたが、現在YouTubeでもご覧いただけます。
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バブル期にムーブメントを起こしたのも今や昔、すっかり廃れてしまったとある“ミニ独立国”の再興のため、ひょんなことから国王(観光大使)に就任してしまった主人公たち「よそ者、若者、ばか者」5人の奮闘を描いた作品です。
架空の町・間野山市を舞台にしていますが、そのモデルはP.A.WORKS本社が所在する南砺市・桜ヶ池エリアを中心に、城端地区、井波地区などに広がっています。
平凡でどこにでもいる等身大の女の子たちが、観光協会のお仕事を通じて成長し、地域を少しずつ変えていく1年間の物語は、南砺市の風景と重なり心に残ります。
2017年には実在の南砺市と架空の間野山市が姉妹都市提携に調印し、現実とリンクした様々な取組もスタート!物語と現実、ファンが絡み合うこれまでにない展開に、大きな期待が寄せられています。
公式サイト:http://sakura-quest.com/
映画やテレビドラマなどのメディア作品のロケ地への訪問を楽しむ観光が、
近年スタンダードになってきました。その中でも、
アニメ作品で描かれた舞台モデルの場所を訪れる「アニメツーリズム」は、
その地域への多くのリピーターを生み出すなど、特徴的な観光として注目を集めています。
アニメーションの画面は、実写作品とは違って、100%人の手で描かれています。
参考とされた風景をそのまま描くのではなく、その場面のキャラクターの心情を感じさせたり、
美しい画面にするため、多くのクリエイターが日々様々な工夫や努力を重ねています。
そうして生み出された世界だからこそ、
観る人たちの感動を誘い、想像力を刺激してくれるのです。
アニメーションを通じてその舞台モデルとなった地域のことを知り、そこへ足を運び、
いつしかその場所に住む人たちとの交流が生まれる――
南砺市の風景がモデルになった作品やその場面をご紹介することを通じ、
この地とそんな素敵な関係になっていただける人たちを
そっと後押ししたいと考えて、「アニ旅 なんと」ができました。